中野ピグノーズライブ「げろきょでないと」も、今夜が第8回となった。みぞれまじりの天候のなか、出かける。
ピグノーズに行ってみると、mizuhoさんのお母さんが店番をしておられる。これまであまりじっくり話したことはなかったが、まだお客さんがだれもいないのをいいことに話しこんだ。あとでmizuhoさんから、
「うちの母となにを話してたんですか?」
と訊かれたが、内緒。
照井くんがネクタイ姿でやってきて、驚く。今日は院の面接試験だったそうな。意外に似合っている。今夜のライブメンバーは、この照井くんと野々宮卯妙、私の3人。
先日ワークショップに参加してくれた坂口さんが、お客さんで来てくれる。体調が悪いというメールをもらっていたのだが、結局来てくれたのだ。ほかには、いつも来ていただくizaさんがこの天候のなかをいらしてくれて、とてもうれしい。
まずは照井くんの「ユークリッド原論」から。今日は音楽を違った雰囲気でつけてみたくなって、やってみた。
続いて、野々宮卯妙によるサウンドスケッチの「異国」シリーズ。これは期せずして、反戦シリーズともなっている。気持ちを入れて大切に読んでくれて、私も音の感触をいつくしみながら演奏した。
中休憩ではいろいろな話で盛り上がる。こんなアットホームな雰囲気のライブ会場はまずない。
mizuhoさんの双子のお姉さんが、近く、この近所に越してくるということで、そのお姉さんのフルートを勝手に使って、みんなで音が鳴るかどうかの試し。
後半も、やはり照井くんからスタート。岡本かの子の「鯉魚」という短編の、前回の続き。それから、卯妙さんの「夢十夜」の第三夜を、店の電気もエアコンも消して、やる。この話はよくできていて、イメージがとてもふくらむ。スリリングで楽しかった。
ほかにいくつかやって、さあ、お開きにしましょうか、というところへ、だれかやってきた。
だれかと見れば、なんと、二子出産のために休んでいた矢澤ちゃんではないか! 子どもを旦那に預けてわざわざ来てくれた。とてもうれしい。しかも、出産後なのに、一年前とまったく変わっていない。
彼女にも読んでもらった。一年前に読んでいた新美南吉の短編。そしていろいろ話。
ともあれ、矢澤ちゃんが復帰してくれてうれしい。
また、午前中にやった駒沢小学校の先生から感謝のメールが届いていた。
朝から夜まで、今日は長い長い一日だったが、とても充実していて、疲れより学びと喜びが大きな日であった。
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