2010/06/02

中野ピグノーズ「げろきょでないと」Vol.14、終了レポート

2010年6月1日、火曜日。
夜、中野ピグノーズへ。中野駅で照井くんと偶然合流する。
今日の出演は、私のほかに、初回からずっと連続出演(一度も抜けてない)の野々宮卯妙と照井数夫。いわば基本メンバー。が、このふたり以外に、今回はゲストや飛び入りが多くてにぎやかになった。

まず、先日羽根木の家に遊びに来たヴォイスパフォーマーの徳久ウィリアムさん。
それから、ジャズフルート奏者の北沢直子さん。
ピアニストの中村さん。
ゼミ生の麻紀ちゃんと友達も来てくれた。
ほかにも何度か来てくれたことのある常連の方が何人か。
いつものizaさんとまるさんも来てくれて、狭い店は窮屈なほどにぎやかに。

今日はハイライトがいくつかあって、まずは徳久さんのヴォイスパフォーマンス。
アラブ系の奇妙な話を、聴いたこともないような「ヴォイス」を混ぜながらいくつか聞かせてくれた。私もからんでみたが、実に不思議な雰囲気で、初めての体験だった。
純フリー演奏も一緒にやらせてもらった。おもしろかった。

また、北沢さんにフルート演奏で参加してもらった。朗読にフリー系でからむのもやったし、息抜き的にスタンダードナンバーを一緒に演奏したりもした。これも楽しかった。
北沢さんは朗読にからむのがおもしろい、といってくれて、純粋な音楽ライブもいいけれどこれからは朗読を交えたライブもみんなが楽しんでくれるようになってくれればいいと思っている私はうれしかった。

麻紀ちゃんにも読んでもらった。私の「しょぼん電車」という作品。
ひょっとしてだれかに読んでもらったのはこれが初めてかもしれない。北沢さんにフルートで参加してもらった。
照井くんが準備してきた、パソコンを使ったトリッキーな朗読パフォーマンスにも挑戦。
野々宮卯妙が仕込み音とイフェクト音の中、森鴎外の『寒山拾得』を読む。これはまだまだ改良の余地があるが、けっこうおもしろいかもしれない。

今回も終電間際まで楽しませてもらった。また、大いなる学びをたくさんいただいた。
ご来場いただいた方々、共演してくれた人たち、ありがとう。次回もまたよろしく。
次回「げろきょでないと」は6月15日です。

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