(All photos by Tomohiro Maruyama)
一枚め。
18時半からお客さんが来始めて、予想していたよりたくさんの方が来られたので、開演時間の19時には羽根木の家の座敷は満席状態。
蒸し暑いけれど、当然ながら古民家にエアコンもなく、静穏な環境にしたくて扇風機も止めてしまったのです。
そして19時、スタート。
まずは夢野久作の「卵」から。
お客さんを左右から挟むような形で6人の朗読者が読みます。
こちらは廊下側の3人。
二枚め。
縁側の3人。
こちらの背景は庭になっていて、スタート時はまだ薄明かりがある状態でした。
が、朗読が進んでいくにつれ、日はとっぷりと暮れ、いい具合に暗くなってきました。
三枚め。
第二部は久保りかさんによるひとり読み。
演目は夏目漱石の『永日小品』より「行列」という短編。
漱石の子どもたちが書斎の外の廊下を扮装して行列しながら遊んでいるという様子を描いたかわいらしい小品で、ここでお客さんはちょっとひと息ついたことでしょう。
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