昨日の夜、げろきょで初開催となった向井清二さんの「ゆる〜みんぐ講座」は、とてもおもしろかった。
ゆる〜みんぐとは、その言葉どおり、身体をゆるませること。
実際に受けてみるとわかるのだが、私たち現代人の身体は力を抜いてリラックスしている、と自分が思っている状態では、意外にどこかに力が入っていたり、どこかが凝り固まっていたりする。それは、効率を求める自分の身体の習慣的な動きが無意識に作ってしまったものであることが多い。
そのことになかなか気づけないのだが、ゆる〜みんぐをやってもらうと、びっくりするくらい自分の習慣的に収縮している身体のことがわかってくる。そしてそのゆるませ方を実践していく過程で、自分本来の身体のありようを取りもどしていける。
昨日もせ〜じさんと話していたのだが、私たちの身体は想像以上に大きなポテンシャルを秘めている。原始人はそのポテンシャルをフルに使って生存していたのだが、現代人はさまざまな便利なものに頼ることで人の身体が本来持っているポテンシャルをまったく使っていない。
使わなくても生きていけるからだが、コミュニケーションや表現の現場ではそのことがいろいろな障害となって顕在化していまうことが多い。
原始人とまではいわなくても、せめて江戸時代くらいの人々の身体性を取りもどせないか。
そのための方法として、ゆる〜みんぐはとても有効なもののひとつだと思う。
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