2010/07/05

トワイライト・ストーリーズの記録5

(All photos by Tomohiro Maruyama)
一枚め。
第三部はライブワークショップ第四期参加者による演目。
「幽霊滝」という怪談と、夏目漱石『夢十夜』の「第三夜」を組み合わせた朗読。
このころには外も真っ暗になり、最初は照明をつけてやっていたけれど、だんだん落としていき、最後はペンライトによる読み明かりだけ。
演者が引きずる鈴の音などが効果をあげ、それはそれは怖い雰囲気をかもしだしていました。
大好評。







二枚め。
全部終わってから、皆さんでご挨拶。一部、二部、三部の人たち全員で。
暖かい拍手をいただきました。
皆さん、お疲れさんでした。










三枚め。
終わってから楽しい打ち上げ。お客さんも交えて。
持ち寄りった飲み物や食べ物をつまみながら、遅い時間まで盛り上がりました。これがあるからまたやりたくなるんだよね。

ちなみに、次回げろきょのライブは、明日夜の中野ピグノーズ「げろきょでないと」です。
また、この恒例ライブのほかに、単発としては、たぶん9月19日(日)に変更になると思いますが、「特殊相対性の女」があります。
みなさん、またお越しください。

トワイライト・ストーリーズの記録4

(All photos by Tomohiro Maruyama)
一枚め。
18時半からお客さんが来始めて、予想していたよりたくさんの方が来られたので、開演時間の19時には羽根木の家の座敷は満席状態。
蒸し暑いけれど、当然ながら古民家にエアコンもなく、静穏な環境にしたくて扇風機も止めてしまったのです。
そして19時、スタート。
まずは夢野久作の「卵」から。
お客さんを左右から挟むような形で6人の朗読者が読みます。
こちらは廊下側の3人。





二枚め。
縁側の3人。
こちらの背景は庭になっていて、スタート時はまだ薄明かりがある状態でした。
が、朗読が進んでいくにつれ、日はとっぷりと暮れ、いい具合に暗くなってきました。










三枚め。
第二部は久保りかさんによるひとり読み。
演目は夏目漱石の『永日小品』より「行列」という短編。
漱石の子どもたちが書斎の外の廊下を扮装して行列しながら遊んでいるという様子を描いたかわいらしい小品で、ここでお客さんはちょっとひと息ついたことでしょう。

トワイライト・ストーリーズの記録3

(All photos by Tomohiro Maruyama)
一枚め。
ライブ第一部の演目「卵」のリハーサル準備。
手前の坊主頭は、観客役の糟谷くん。
この位置で観覧するととても気持ちわるい感じになるように演出しました。
みんな、まだお着替え前。







二枚め。
全員、浴衣やら衣装やらに着替えての記念撮影。
ふなっち以外、全員女性。
見よ、この華やかさ!
しかも、楽しいったらありゃしない。







三枚め。
開場直前。最後の準備。
ピアノなどの音楽機材は、客席の背後に配置してみました。
お客さんには音がいろいろなところから聞こえてくるという、サラウンド効果を狙ってみました。

トワイライト・ストーリーズの記録2

(All photos by Tomohiro Maruyama)
一枚め。
まるで信号みたい、と、たまたま着ている服の色がおもしろかったので、三人ならんでみた。
今期のライブワークショップ参加者も、こんなふうに和気あいあいとやってきた。
ライブ準備のにぎやかだった。








二枚め。
ライブ第三部の演目「幽霊滝の第三夜」のリハーサル準備。
足になにやら怪しい仕掛けを結びつけている。
これでお客さんをぞくぞくさせようという魂胆。
効果絶大だった。







三枚め。
「幽霊滝の第三夜」のリハーサル風景。
あいにくの曇り空だったが、ライブ本番に近づくつれだんだん外も暗くなってきて、雰囲気も盛り上がってきた。

2010/07/04

トワイライト・ストーリーズの記録1

(All photos by Tomohiro Maruyama)
現代朗読リスナー協会の会員で、写真撮影や機材&人員運搬に多大なる貢献をいただいている丸さんが、先日の「トワイライト・ストーリーズ」の模様を準備段階から密着撮影してくれたので、ピックアップして少しずつ紹介していきたい。

まずは1枚め。
音響機材(つまり楽器関係)のセッティングを手伝ってくれている久保りか嬢。
彼女はベーシックコースの参加者で、スタート時は参加者がふたりいたのだが、いつのまにかおひとりフェードアウトされてしまい、結局、たったひとりの参加者となって最後まで残ってくれた。
そして今回、「トワイライト・ストーリーズ」に参加するにあたって、やはり唯一の「ひとり読み」としてプログラムにはいることになった。
ほかに朝ゼミのメンバーやライブワークショップのメンバーがいるなか、ひとりだけだったのだが、なにかと私をサポートしてくれてありがたかった。もちろん、他メンバーとも打ちとけて仲良くなったようである。

2枚め。
ライブ会場となる座敷の床の間のしつらえをやってくれているみんな。
現代朗読協会「羽根木の家」は築75年の古民家であり、ワークショップやゼミ、そして今回のライブも畳敷きの座敷で行なう。
この写真の左手外には庭がある。
床の間はいつも、雑然とした物置状態になっているのだが、さすがに今回のライブではそれを片付けて、なにか飾り付けをしようということになった。
お膳を積みあげて(これこそまさにお膳立て)、そこに着物の帯をかけ(出演者のひとりの木多村さんが持ってきてくれた)、よってたかって飾り付けをしている様子。
甚平姿のふなっちが写っているが、果たして役に立っているのやらいないのやら。


3枚め。
完成したしつらえ。
上に折り紙が飾られている。
この折り紙はみんなで折ったもので、ここに写っている鶴のほかに、いくつかあった。その際、私のiPhoneにはいっていた折り紙アプリが活躍した。
まぁやん、小梅さん、木多村さん、ふなっちらが取りくんでいたようだった。